園内研修の前に、全体ゲームをしました。
グループメンバーと3,4人で、コロナ禍において、
- つらかったこと
(目的:悩みを他人に打ち明けること(吐き出すこと)で重々しさを解消させる。 なるべく明るく軽やかに言ってください)
- がんばったこと (目的:自画自賛をして自己肯定感を育む)
をそれぞれ発表しました。
旅行に行けなかった
成人式がなかった
マスクで肌が荒れた
など、「あの時は大変だったよね、つらかったよね」とみんなで共感し合いました。今だから笑い話のように言える、それぞれの思いを聞くことができ、晴れやかな気分になりました。
コロナ禍のような予期せぬ事態によって、実は平穏無事な生活が当たり前ではなく、文字通り「有り難い」ことだと気づかされました。
いろいろな「気づき」「発見」がありました。不自由な生活も、学びのきっかけとも言えるでしょう。
だから最後は、「みんなでよく頑張ったよね」とお互いの苦労や努力を褒め称え合いました。
木鶏会では、教育者ペスタロッチの生き方や小児がんの試練を乗り越えた闘病の記事などを題材に感想文を発表し合いました。
特に、わずか3歳で小児がんと闘った、ある女性の記事では、当時の医学のデータによると生存率0%だったということです。
そんな状況でも、「死んでもかまわん、よさこい(祭りの踊り)を踊りたい」という強い意志に感動しました。
極限の状態にこそ、その人の人間性が見えてくるのではないでしょうか。
科学の物差しでは測れない何かが働いたのかもしれません。
「よさこいを踊る」という強い覚悟が、心の免疫力を高めたのかもしれません。
新人のらいな先生も推薦発表者に選ばれ、自分の考えを堂々とみんなの前で発表してくれました。