第5回木鶏会

月に一回職員全員で園内研修を行っています。

今月のテキストでは、特に私たち教育に携わる者に大切な教訓がたくさんありました。

二つの題材をご紹介します。

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「みんな違って、みんないい」

幼児教育に携わるものとしての仕事の心構えを示唆する言葉がありました。

「如何に心を掛け、言葉をかけ、子どものために汗を流すか」という言葉です。

私たちの仕事の根幹ではないかと思います。

この言葉を私たちなりに変換すると次のようになります。「目の前の子どもたちに愛情をどれだけ注げるか、声かけの量をどれだけ増やせるか、子どものためにどれだけ身体を張れるか」を感じずにはいられません。

「子どもたちの生きる力を育てる」

この記事の中で最も心を揺さぶられたのは、「掃除だけは汗を流せ」の教育観です。具体的で本質的な教育方法だと感じました。

人として恥ずかしくない生き方の修養が大事だということを如実に表す、凝縮した言葉です。

本園でも、学期末に子どもたちと一緒に大掃除をしています。拭き掃除、雑巾がけなど、嬉々として励む子どもたちもいることは、うれしい限りです。

これからも、掃除をすることの大切さ、効能、そして強いては謙虚さを身につける大事な教えだと自覚し、子どもたちに伝え、共に掃除に励みたいと思います。

毎月深い学びを実感します。これからもお互いに切磋琢磨し、人間の内面を磨いていきたいです。

運動会の話題も上がりました。

運動会本番とそれまでの練習を通して、子どもたちのエピソードを語り合いました。

すると、次から次へと、とめどなく子どもの成長や頑張りの感動の話が飛び交いました。そのことを、大変誇らしげに、先生たちが本当に楽しそうに、うれしそうに語っていました。

おかげさまで子どもたちの最高の頑張りにたくさんの感動をもらいました。

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