第7回 木鶏会

木鶏会の前に全体レクリエーション「偏愛マップ」をやりました。

詳しくは前号のブログ「偏愛マップ」をご覧下さい。

大いに盛り上がりました。

今回のテーマは、稲盛和夫氏の特集でした。

目次

利他の精神

今回、多くの参加者が着目したのが「利他」の精神です。稲盛哲学の根幹です。

今回のテキストのあらゆる箇所でこの言葉が登場します。

どんな職業であろうと、大きい会社でも小さい会社でも関係ない、普遍的な仕事の目的が、この「利他」の一言に凝縮されているのではないでしょうか。

すなわち、私たちは「何のために仕事をするのか」。極めて初歩的な問いですが、仕事の目的の原点です。その問いに対する答えはシンプルです。「誰かのために、誰かを喜ばせて、多くの人たちを幸せにしてあげたい」だと。

私たちも日頃の保育や業務でうまくいかないときにこそ、確たる道標は稲盛氏の掲げる「利他」であり、利他をお守りとして、凸凹道を力強く進みたいと決心しました。

利他の精神を発揮して、木鶏会での学びを子どもたちに手渡ししたいと思います。

早速翌週、3学期に向けての職員とのミーティングの時でした。

「これって言い換えれば利他の精神だよね。」と話題に上がるほどまでに、共通理解が深まり、共通言語になってきました。

今年の木鶏会を振り返って

今年度より新しい試みとして、職員全員で木鶏会を始めました。

半年以上が過ぎましたが、回を重ねるごとに、それぞれの職員が毎月のテキストの読み込み、理解力が高まってきたように思えます。

また、木鶏会終了後に感想文を提出してもらっていますが、いずれの感想文も、文章の質が格段に向上し、どれも甲乙つけ難い素晴らしい内容になっています。
記事の内容を自分事として捉え、自身と真剣に向き合いながら綴っていることが伝わってきます。

先生方のそれぞれの考え方を全体で共有するため、職員室に感想文を自由に閲覧できるようにしています。

職場の仲間を心から尊重するためにも、仲間の感想文を読んでもらっています。

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