「ゆりぐみかいぎ」の一コマです。
卒園を間近にして、園生活の思い出ベスト5を話し合っていました。
思い出の数は、約30種類ほどになりました。これだけの数の中で特にベスト5を決めることは、しかも子どもたち自分たちで取りまとめることは、至難の業なのかなと思って見守っていました。
すると、やっぱり「子どもたちってすごい、統率力もあるんだ、段取り力もあるんだ」、と思わせる一面を見せてくれました。
一人の子どもが、思い出にあがった項目をホワイトボードに書く係、もう一人の子どもが集計係、もう一人が司会進行を、と役割分担の作業が自然とできていることを目の当たりにしました。
ゆり組の子どもたちのベスト5の結果は、次のようなものでした。
- なわとび大会
- 夢フェスタ
- 鼓隊旗隊
- 夢マルシェ
- 大空弁当
集計を終えて、子どもたちに尋ねてみました。
「どうしてベスト1からベスト5が特に思い出深いの?」と。
すると、数人の子どもが、
「だって、本番がはじまるギリギリまでがんばったから。」「できなかったことができるようになってうれしくなったから」
みたいな声が上がってきました。
子どもの心に残る思い出は、千差万別なのかもしれませんが、やはり努力して培った達成感は格別なのだな、ということを気づきました。