自由時間にボーリング遊びが展開されていました。
自分たちで列を作ります。
ルールも自分たちで決めています。
一人ひとりボーリングを、順番を守って楽しんでいました。
A君はピンを倒した後、投げた人が次のお友達のためにピンを立て直します。
ところが、Bさんがピンの戻す場所が変わっていて、A君ともめ事になりました。
すると、Bさんが、涙目になっていました。
その様子を保育者も少し遠くから、あえて見守りました。
しばらく経ってから、保育者が、けんかをした同士のA君とBさんに駆け寄って、
どうしたの?何が嫌だったの?
すると、Bさんが
ピンの位置が変わったのが嫌だったの。
けど、A君と話し合ったから、もう良いよ。大丈夫。
ぼくも、ちゃんと「ごめんね」って言ったよ。
と、にっこり笑顔で何事もなかったようにまた和気藹々とみんなで遊んでいました。
ということで、子ども同士で一件落着。
保育者としてうれしかったのは、すぐに保育者に助けを求めるのではなく、自分たちの力で、友達同士で物事を解決したことです。
また一歩、子どもたちの成長を感じた一場面でした。