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クレヨンから生まれた「思いやりの木」
お絵描きの時間に、O君はクレヨンが手に当たってしまって、床にいっぱい落ちてしまいました。落ちたことがショックで泣いてしまいました。
すると、即座に数人の子どもがO君のもとへ駆け寄って、クレヨンを拾い始めました。
O君は泣いていましたが、みんなが自分のために拾ってくれているのを察知して、自分も一緒に床に散乱したクレヨンを拾い始めました。
その様子を客観的に見ていたK君が一言。
今のハートちゃんだったね!
と。
思いやりの木の劇をした直後だったので、保育者もびっくり。
ほんとうだね、みんなハートちゃんだったね!
スリッパ並べから見た「思いやりの木」
年長組のS君がトイレのスリッパを並べていました。
スリッパを並べてくれてありがとう
と保育者が言うと、
思いやりの木が始まったからね
と誇らしげに話してくれました。
思いやりの木を全体で話をした翌日のことです。
このようにすでに園全体で浸透しているので、これから卒園式に向けて楽しみです。