4月から新しく幼稚園教諭になった、ふみか先生とめぐ先生が当園の新人研修の一環として“Good Jobノート”というプログラムを頑張ってくれていました。
日々の業務が終わった後、一日の振り返りとして、自由にノートに綴ってもらっていました。このたび4月から足かけ10ヶ月、見事にこの新人育成プログラムを修了しました。
そこで1月20日に、 これまでのお二人の努力を讃え、全職員を集めて修了のお祝いをしました。
そして、このプログラムの指導をして下さった、新人教育係のゆかり先生と希望先生に大変ご尽力いただきました。
業務の傍らで、毎日懇切丁寧にお二人の添削をしてくれました。アドバイスはもちろん、ノートに込められた思いに共鳴したり、励ましたり、頑張りを褒め称えたりと、このGood Jobノートを通して、お互いに気の交流を図ることができました。
ふみか先生とめぐ先生がノートで書いてくれたことはこんなことでした。
○上手くいかなかったこと、できなかったこと
○改善方法
○成功したこと
○新たに学んだこと
○子どもたちのエピソード。良かったこと。
日々の業務の後で疲れている中で大変だったと思います。その中で課題を毎日クリアしていくことで、抵抗感も減っていったのではないでしょうか?「面倒くさい」と思う気持ちよりも、「これをやれば、こんなことも可能になる」という気持ちの方が大きくなったのではないでしょうか?
欠かさずやる、つまり「休まない」ことは意識の高さの一つの指標になります。書くという身体感覚を通して獲得したものは、深くしみこみ、体験の濃さが「学び」の深度を決めます。
頑張ったお二人に園長より本をプレゼント このノートに職員全員からお祝いメッセージを添えました
このノートでつかみ取った感覚と意識を、これから「この子を喜ばせたい、あの子に何かを伝えたい」という原動力にしてほしいと願ってやみません。