ある年長組のクラスです。
クリスマス会に向けて、大型ツリーの製作を行っているときに、クラスの仲間のチームワークに頼もしさを感じました。
このクラスは、大型ツリーの土台のレンガ、葉っぱ、ツリーの頂上の星の部分を製作することになっています。
まず、各パーツを作るのにグループに分かれます。
すると、さらにそのグループは、役割分担を自分たちで決めていました。
ちぎりはり係、色塗り係、貼り付け係など、作業がスムーズにできるように創意工夫が見られました。
さらに驚いたことがあります。
進捗状況を互いに確認しながら、作業の遅れているパーツのグループがあれば、作業が進んでいる他のパーツ担当が、すぐにバックアップに入って、「手伝うよ」と声をかけながら一緒に遅れを取り戻そうとしていました。
自発的に役割分担をし、足りない部分があれば、補い合うこのクラスの子どもたちの姿勢に大きな拍手を送ります。
これもひとえに、これまでの大きな行事で培った経験が活かされているのだと思います。運動会やおゆうぎ会など、仲間と一緒に作り上げた行事で味わった達成感や培った自信がこのような、「チームワーク」を育んだのではないでしょうか。
残された幼稚園生活をこの固い結束力で、たくさんの思い出をみんなで作ろうね。