最近、年中のあるクラスでハロウィンに向けてピニャータ作りがありました。
ピニャータ製作は5名1グループで行いました。
製作の作業工程は
- 色
- デザイン
の2つの作業があります。
その時、あるグループではA君が大変上手にグループを束ねてくれていました。
まず、何色にするか、グループでの話し合いが始まりました。
しかしながら、全員がそれぞれ違う色を主張しました。
すると、A君が一人一人に、
じゃあ、もう一度、何色が良いか聞いていくね。
と、再度一人一人に聞いて回っていました。すると、みんながお互いに譲り合いながら、グループとしての色を決めることが出来ました。
次に、デザイン選びです。
さらに、A君はグループのみんなに、手のひらを相手に向ける仕草をしながら、
○○君、どんなデザインがいい? ○○さん、どうやったらかっこいいピニャータが出来ると思う?
と、一人一人の考えや気持ちを一生懸命汲み取ろうとしていました。
まるで保育者が促すようなことをしてくれていました。素晴らしい統率力を見せてくれていました。
A君、どうもありがとう。