新入園児の”成長の一歩”のエピソード

新学期が始まって、約1か月が経ちました。

今月入園したばかりの新入園児ですが、すでに成長や感動を感じさせる場面が幼稚園のあちらこちらで広がっています。

今回は3つほど紹介します。

目次

エピソード① バス登園での小さな成長

入園式翌日、初めてのバス登園が始まりました。

Aくんはお母さんから離れるのが嫌で、初日は大泣きでのバス乗車になりました。

翌日も、同じように大泣きでしたが、前日よりかは幾分泣くのも少し弱くなりました。

すると、バス登園5日目になると、涙を流すどころか、「ママ、行ってきます」と、笑顔で出発しました。

1週間一緒にバスに乗ったバス添乗員として、涙で始まった初日から笑顔に変わったAくんの成長を目の当たりにして、大変うれしい気持ちになりました。

エピソード② 仲間に素敵な声掛け

年少組クラス

  • 新入園児Mさん 
  • 同クラスのTくん

先週の給食での出来事です。

Tくんはいつも給食がなかなか進みませんが、その日はりんご以外全部食べることができていました。

担任も嬉しくなって、副担任に「Tくんがリンゴ以外、全部食べています」と報告しました。

すると、その横で担任と副担任のやりとりを聞いていたMさんがピアノに置いてあるウサギのぬいぐるみを指差して、「Tくん、うさぎさんもすごいねー、って言ってくれているよ」と声を掛けてくれました。

それを聞いた、Tくんも嬉しかったのか、ニコッとしてくれました。

その後、残っていた苦手なリンゴも、気分が良くなったのか食べられました。見事完食!

Mさんは、お友達に勇気を与えてくれる、素敵な声掛けだったと思います。

Mさん、どうもありがとう。

エピソード③ 業者の人にもしっかりとしたご挨拶

新入園児Rさん

毎朝、給食業者の人が正門から給食室へ食料を搬入します。

「おはようございます!」

Rさんは自分から給食業者さんにしっかりとしたご挨拶をしてくれました。

考えてみますと、まだ2週間しか経ってない新入園児が外部の方に対して、そのようなすがすがしい挨拶ができることにびっくりです。

すこし遠くからRさんの立派な姿を見て、感動しました。

Rさんを見習って、挨拶の輪を園内に広めたいです。

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