今、当園では童謡の輪が広がっています。
先日、1歳児未就園児教室クラスでわらべうたによる在園児との交流会を開きました。
11月のおゆうぎ会“夢ステージ”で披露したように、甚平や浴衣を着て、もも組の子どもたちが登場しました。
夢ステージでの経験が生かされたのでしょうか、子どもたちは臆することなく、元気よく歌い始めました。
すると次第に、未就園児のお友達と自然と輪になって一緒に歌いながら、交流が深まりました。
在園児の子どもたちは、未就園児との接し方も立派だったと思います。
優しく丁寧に寄り添ってくれました。
お兄さん、お姉さんの意識が芽生えていました。
未就園児の子どもたちもうれしそうにしていました。
お互いにとって良い経験になりました。
見てくださった、未就園児の保護者の皆様も、在園児の子どもたちに手拍子や拍手など温かいまなざしを注いで下さいました。
ありがとうございました。
今回の交流を通して、童謡の大切さを改めて認識しました。
日本童謡学会理事長・海沼実氏によると、「童謡は学びの宝庫。美しい日本語表現、豊かな情緒、多様な比喩、行間の妙味が至る所にちりばめられている」とのことです。
心身全般によい影響をもたらします。
そのような中で、童謡や唱歌が本来持っていた価値や可能性をいま一度見直し、活用していくことは大きな意義があるのではないでしょうか。