第17回 木鶏会

今回は「人生の大事」というテーマでした。

会の前に、なな先生の主導のもと、恒例のアイスブレイクをしました。

実はなな先生は、昨年の8月に東京で行われた研修会に参加しました。

その時の研修の内容を、幾度となく実践してくれています。大変ありがたいです。

今回もその実践のために、アイスブレイクで園内研修のウォーミングアップをしました。

やる側も研修の内容をより理解するためにもなり、且つアイスブレイクで、みんなが和むので一石二鳥です。

今回のテーマの中で、特に多く記事の感想を書いてくれたのは「教育の根本は愛にあり」でした。

私たちが肝に銘じなければいけないテーマでしたので、感想文の内容もかなり千差万別、興味深い内容が多く聞かれました。

ある先生はこのタイトルの記事を読みながら、なんとご両親の前で読み聞かせをしたらしいです。

以下のその文章を抜粋します。

「最後のラストページを読んでいて、『これは読んであげなければ・・!』と思い、両親にも読んで感想を聞いてみました。読み終わるとすぐに、『本当にその通り!お互いが幸せだと思えてこその夫婦』と答えてくれました。私の急な読み聞かせに対しても、嫌な顔をせずに、笑顔で答えてくれる両親の姿に『これも愛なのでは!?』と思いました。これからもそんな両親のことを大切に、感謝の気持ちを伝えていきたいと思います。」

と書いてありました。

ご両親に大事な箇所を読み聞かせしているとは、大変インパクトのある、興味深い感想文でした。

そして、なによりも読んで得たものを自分なりの形で即実行していることです。

間違いなく、内容を完璧に理解したはずです。

感想文発表での先生たちのスピーチ力に圧巻。

冒頭でも少し触れた研修会のことですが、今月、職員がオンラインで様々なセミナーを受けてくれました。

特に頼もしく思うのは、それぞれが受けた講義の内容を応用し、自分の仕事に置き換えて、保育現場で新たなアイデアを生み出していることです。

園内研修での学びから、人間的にも、保育者としてもパワーアップしていることを実感します。

いつも職員同士で、繰り返し語っているのが、「教えるプロではなく、学ぶプロになろう」です。

教職員一同、そのプロ意識を忘れずに、これからも学んでいきたいと思います。

これからも学びを力に変えて、子どもたちがワクワクするような保育をたくさん生み出したいと思います。
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