登場人物
- F君 (思いやりと正義感を発揮)
- K君 (ボールで使いたいと喚いていた)
- 年長組の3人(ボール遊びに夢中になっていた)
預かり保育中、体育館でのことです。
年長組のお友達が3人ボールを蹴って遊んでいました。
その姿を見ていたK君が
「 僕も、そのボール使いたい」
と3人にせがみます。
すると、隣でその声を聞いたF君がボール遊びに夢中になっている年長組の3人のお友達に
「ちょっと待ってちょっと待って、K君が ボールを使いたいと言っているよ」
と、3人に注意を促しました。それでも、3人はボール遊びをやめません。
すると、F君が強く訴えかけるように
「K君は、ぼくたちよりも下のお友達だから ボールを貸してあげようよ」
と、ボールを抱きかかえてK君へボールを貸してあげました。
さらに、F君は
「 遊びたいって言っているから その時にはみんなで貸してあげようよ」
と。 自分のことよりも下級生を優先しようとするF君の正義感に感動しました。